kintone設定
概要
Chobiitユーザーを紐づけるためのkintoneアカウントの設定を行います。
- Chobiitユーザーは紐づけられたkintoneアカウントのアクセス権限を利用してkintoneにアクセスします。kintoneのアクセス権限設定を活用することで、Chobiit上でも柔軟なアクセス制御を実現することが可能です。
- kintoneアカウントのパスワードを変更した際、Chobiitのkintone設定に登録されているパスワードを更新する必要があります。
kintone設定を設定する理由について
Chobiitユーザーがレコードの追加・編集などの操作を行う際は、kintone REST APIを使用しており、APIの認証にChobiitユーザーに紐づいているkintoneアカウント情報を使用しているためです。
活用シナリオ例
シナリオ1: 部署別のアクセス制御
営業部と管理部で異なるkintoneアプリへのアクセス権限を設定している場合、それぞれの部署のユーザーに対応するkintoneアカウントを紐づけることで、部署に応じた適切なアクセス制御が可能になります。
シナリオ2: 権限レベルの異なるユーザー管理
管理者ユーザーには全アプリの閲覧・編集権限を持つkintoneアカウントを、一般ユーザーには特定アプリの閲覧権限のみを持つkintoneアカウントを紐づけることで、ユーザー権限の階層化が実現できます。
シナリオ3: 顧客向けポータルサイトの構築
顧客ごとに異なるkintoneアカウントを用意し、それぞれのChobiitユーザーに紐づけることで、顧客は自社の情報のみ にアクセスできる専用ポータルサイトとしてChobiitを利用できます。
おすすめの設定方法
-
専用アカウントの作成
Chobiit連携専用のkintoneアカウントを作成することをおすすめします。これにより、権限管理が明確になり、通常のkintoneユーザーとChobiit用アカウントを区別できます。 -
最小限の権限設定
各Chobiitユーザーには、必要最小限の権限を持つkintoneアカウントのみを紐づけるようにしましょう。特に外部ユーザー向けのChobiitユーザーには、制限された権限のkintoneアカウントを使用することが重要です。
基本機能

[1] 新規作成
kintone設定を追加します。
新規作成ボタンを押下すると、以下の画面が表示されます。
必要な情報を入力し、kintone設定を作成してください。
ChobiitはkintoneのREST APIを使用してkintoneを操作しており、認証にはkintoneアカウント情報を用いてパスワード認証を行っています。
そのため、kintone設定の設定には以下の注意点があります。
- 設定するkintoneアカウントは、2要素認証機能を利用していないものを選択してください
- 2要素認証機能が有効なkintoneアカウントはREST APIを実行できません
参考: 2要素認証機能が有効なkintoneアカウントはREST APIを実行できない
- 2要素認証機能が有効なkintoneアカウントはREST APIを実行できません

[2] インポート
kintone設定をCSV形式でインポートすることで、複数のkintone設定を一括登録します。
[3] エクスポート
現在登録されているkintone設定をCSV形式でエクスポートします。
エクスポートしたCSVフ ァイルはExcelなどで編集することができます。
パスワード情報はエクスポートされたCSVファイルには含まれません。
[4] 編集
kintone設定を編集します。
編集ボタンを押下すると以下の画面が表示されます。
パスワードを変更できます。

[5] 削除
kintone設定を削除します。